- Androidのシステムアップデート(システム更新)、頻度や所要時間はどれくらい?
- システムアップデートのやり方、自動化方法を知りたい
- システムアップデート(システム更新)ってそもそも何?
本記事は、このような疑問に答えます。
- Androidスマホのシステムアップデートの頻度と所要時間
- Androidスマホのシステムアップデート方法
- スマホのシステムアップデート(システム更新)とは
Androidスマホのシステムアップデート頻度と所要時間
おおよそ、以下の通りです。
- メジャーアップデート(大規模アップデート)
⇒年1回(9月頃)、所要時間は1時間前後 - マイナーアップデート(小規模なシステム修正)
⇒月1回、所要時間は20分前後
機種や携帯通信会社によって多少異なりますが、大体上記の通りです。
所要時間も、スペックやネットワーク環境、アップデート内容によって多少前後します。
Androidスマホのシステムアップデート方法
アップデート方法に入る前に、事前確認を少し説明します。その後、アップデート手順、自動化設定方法を解説します。
事前確認
- バックアップを取得する
- スマホのパスワード(PINコード)を確認しておく
- 十分に充電しておく
- Wi-Fi接続もしくは通信容量が十分か確認する
- アップデート中操作できなくて困らないよう急な用事は済ませる
アップデート前に、上記を確認しておきましょう。
バックアップは、万が一アップデートによってスマホが破損した場合のリカバリのためです。スマホは、基本的にダウングレードできません。
また、アップデートファイルのダウンロードは大容量になることもあります。Wi-Fi接続もしくはギガに余裕をもっておきましょう。アップデート中に電気が切れたら大変ですので、充電も忘れずに。
Androidのシステムアップデート手順
上の通りです。機種によって若干の違いがありますが、大体同じです。
システムアップデートの自動化設定方法
上記の通りです。これも機種によって異なります。
ただし、一部の機種では、通常の操作画面からは自動設定にできません。勝手にアップデートすると何も操作できなくなるため、基本的には「手動アップデート」設定になっています。
その場合でも、「開発者オプション」モードを使って自動にできます。
開発者オプションの設定方法に迷ったら「機種名 開発者オプション」等で調べると解決します。
スマホのシステムアップデート(システム更新)とは
上の通りですが、主に「スマホの不具合改善」、「新機能追加」、「セキュリティの向上」の3点です。
中でも「セキュリティ向上」が重要です。
システムに見つかったバグや不具合の中には非常に危険なものが含まれます。システムアップデートは、これら問題を修正し、スマホを安全に利用できるようにします。
システムアップデートを怠ると
システムアップデートを怠ると、システムの脆弱性を突いた攻撃を受ける可能性があります。
例えば次の通りです。
こうならないためにも、システムアップデートは欠かさず実施することをおすすめします。
補足
システムアップデートによくある疑問をまとめました。お時間あればぜひ。
システムアップデートとアプリのアップデートは違う?
似てますが違います。以下の図の通り。
システムアップデートはスマホの基礎的な部分を更新します。
標準アプリ(カメラなど)はシステムアップデートで更新されますが、LINEなどの個別アプリはアップデートされません。
システムアップデートとアプリアップデートそれぞれ必要ということですね。
システムアップデートは通信量(ギガ)が消費される?
3大キャリア(docomo、au、ソフトバンク)なら消費されないけど、それ以外(楽天、格安Sim)は大体消費されます。
そもそもスマホの脆弱性を直すためなのに、なんで我々利用者が通信量を負担するんだろう…って思うのは私だけでしょうか。セキュリティ上の弱点を直すのはスマホメーカーや販売元の責任でもあるような。
スマホのセキュリティは年々重要性が増しています。今後、通信量(ギガ)を意識せずともセキュリティは最適に保たれるようになればいいなと思います。
アップデートを装った偽警告に注意
最近、スマホのシステムアップデートを装ったマルウェア(ウイルス)が見つかっています。
ウェブサイトを見ている最中に突然飛ばされ、アップデートを要求されます。ユーザーが了承すると、ウイルスを仕込んでくるのです。
本来のシステムアップデートは、ブラウザ経由で行いません。少しでも違和感を感じたら、上記の手順でアップデートする等、よく確認して対処してください。
まとめ
システムアップデートを忘れると、思わぬ被害を受けてしまう可能性があります。アップデート通知が来たら、出来る限り早期に実施するようにしましょう。
偽警告は、本物と全く同じメッセージ画面にされたら専門家でも分かりません。結局、バックアップで自衛しておくことが大切だったりします。