iphoneバックアップはiCloud以外もありか?について解説します。
結論から言うと、iCloudのバックアップが一番オススメです。
iCloud以外のバックアップ方法
iCloud以外のiphoneバックアップ方法は、次の4つが代表的です。
- SDカード
- 3大キャリアのデータお預かりサービス
- 3rdパーティ製のバックアップアプリ
- PCのiTunes
それぞれの特徴をご覧ください。(⊕はメリット、⊖はデメリット)
種類 | 特徴 | バックアップ対象 |
SDカード | ⊕比較的安価で大容量確保可能 ⊖バックアップが毎回手動 ⊖別途SDカードリーダーが必要 | ファイルのみ |
データお預かりサービス | ⊖有料プランとセットとなりコストがかかる ⊖他社乗り換えをサポートしないため、スマホ選びが制限 | ファイルのみ |
バックアップアプリ | ⊖アプリ提供元の安全性が心配 ⊖突然サービス終了する可能性がある | ファイルのみ |
PC/iTune | ⊕PCストレージを使えるため大容量確保可能 ⊖バックアップが毎回手動 ⊖別途PCとケーブルが必要 | スマホ全体 |
iCloud | ⊕バックアップ取得と復旧操作が簡単 ⊕バックアップを自動化でき手間がかからない ⊖無料プランの容量が少ない(5GB) | スマホ全体 |
「バックアップ対象」列は、何のデータをバックアップできるのかを示しています。
「ファイルのみ」は、写真・動画・ExcelやWordやPDFのようなファイル形式のデータのみバックアップ対象となります。一方、「スマホ全体」は、基本的にiphone内のアプリや各種設定を含めたスマホ内の全データです。
具体的なバックアップ対象は以下の記事で詳しく説明していますのでご覧ください。
iCloud以外がおすすめできない理由
iphoneに限りませんが、バックアップに大切なことは「自動化」です。バックアップデータを取り続ける作業と復旧作業を自動化できるのはiCloudだけです。
iCloudはバックアップを自動化できる
バックアップで最も厄介なのが、バックアップ取得の手間です。最初は真面目に毎日取っている人でも、段々と面倒になり、バックアップ回数が減っていくことがあります。
そのような生活に慣れてバックアップを取らなくなった頃に、トラブルが起きてしまうのです。
人間誰しも、普段から常にトラブルに気を張って生きていくことは難しいですよね。バックアップを自動化し、意識せずとも常に最新のデータが保たれていれば理想的です。
iCloudは復旧も手軽に行える
iCloudなら、スマホを復旧させる際も非常に簡単に行えます。
昔はスマホの復旧に丸一日掛かってましたが、iCloudは1時間もあれば完了します。
バックアップ対象が「ファイルのみ」のSDカード、データお預かりサービス、バックアップアプリは、復旧が非常に大変です。アプリの再インストールや連絡帳の登録し直し、アプリ権限の設定等をやり直すからです。
バックアップの目的は、万が一スマホに問題があった際のリカバリ手段です。
バックアップを取っているのに復旧に手間がかかってしまっては本末転倒です。スマホ全体をすぐに復旧できるiCloudを選ぶべきなのです。
まとめ
「iphoneバックアップはiCloud以外もあり?」はいかがでしたでしょうか。
iphoneのバックアップ方法は、手軽さの点でiCloudが最もおすすめです。
ただし、iCloudのデメリットとしては、無料プランの容量が5GBまでと非常に少ない点が挙げられます。
データ量の大きい写真や動画は別のクラウドサービス(Google Drive等)に移したり、バックアップ不要なアプリはオフにするなどして検討すると良いでしょう。